ROLEX CELLINI 3804 YG CHAMPAGNE DIAL
ロレックス チェリーニ 3804 YG シャンパン ダイアル。
1970年代のシンプルな18K イエローゴールドのRef.3804は、ケース径が31mmとヴィンテージのチェリーニにしか存在しないサイズ。現行の時計と比較すると小さい印象かも知れませんが、今の時計が大型化しているという見方もできますね。
まずは同じ型番、ロレックス チェリーニ 3804の色違いのものを見てみましょう。
今回入荷したものとサイズやケースデザインは全く同じですが、WGなので針やインデックスが違いますね。ダイアルがブルーグラデーションなので印象が全然変わってくると思います。
着用のサイズ感はこんな感じ。モデルの腕周りは16.5cmです。
次も同じロレックス チェリーニ 3804のWGですが、グレーのダイアル。
YGとの違いはパット見はSSにも見えること。
続いては同じ3804でも少しケースデザインが違うものを。これは少し横に長いデザインですね。
同じチェリーニ 3804でも色々。サイズは同じでも素材やカラーで雰囲気が大きく変わるんです。
それではチェリーニ 3804 YGを詳しく見てみましょう。
このチェリーニ 3804の特徴は曲線のケースデザインと仕上げの使い分け。ラウンドはラウンドなのですが、ラグにかけての柔らかい丸みのある曲線とスッキリとしたラグがシンプルながら良いんです。
またスタイリッシュさと高級感があるのは、このケースデザインに加えてサテン(筋目)仕上げとミラー(鏡面)仕上げの使い分けがされているから。
柔らかくシェイプしたデザインが良く分かりますね。
サテン仕上げの方向をみると段々と角度が変わっていっているの、分かります?こういう細かい部分の仕上げが見た時の印象に差が出てくる理由ですよね。
仕上げの違いが分かりやすい写真。ミラー仕上げの部分が少し光を反射するのがまた良いんです。
アプライドのロレックス 王冠ロゴとインデックス。アプライド(植字)になっていることで、のっぺりせず、立体感が出てます。プリントに比べ手間も費用もかかりますが、これが全体の仕上がりに大きく影響しますよね。
いつも言っていますが、ゴールド x ブラックのカラーリングは高級感がめちゃめちゃ出ます。バランスが大事。
ロレックスのドレス要素がある時計と並べてみました。こんな並びであれば、かなりワクワクしますよね。デイデイトはオイスターケースなので普段使いに、チェリーニはちょっとキレイめな格好の時にと使い分けると良いかもです。
秒針が無い2針の手巻きドレス時計。しかもシンプルなバーハンドにバーインデックス。これ以上無いシンプルなデザインだからこそ、飽きずにずっと使い続けられると思います。そろそろYGの良い時計を欲しいという方にピッタリなこちらのチェリーニです。