ROLEX CELLINI 5071 YG CHAMPAGNE DIAL
ロレックス チェリーニ 5071 YG シャンパン ダイアルが入荷しました。こちらの時計の製造は1991/92年。ムーブメントはCal.1602です。
ロレックス チェリーニ Ref.5071の特徴は横から見ると台形ですが、正面からみるとレクタングルという点。またYGケースには鏡面仕上げ(ミラー仕上げ)が全体的に施されているので高級感があります。
ダイアルはプレーンなシャンパンカラー。ケース・インデックス・針・リューズ・王冠のロゴマークまでYGで統一されているので、全体の統一感があり、とてもスッキリとした印象なんです。
光の当たり方で陰影が写し出されるのが良い感じ。
やわらかい色味のダイアルや、とてもシンプルなインデックスと針、サイズ感ということもあってギラギラ感は無く小洒落た時計という雰囲気ですね。
実際に着けてみると、そんなにギラギラしていないということが分かるかと思います。
モデルの腕周りは約16.5cm。ケースサイズは24mmx33.5mm。
ケースが台形になっているのが分かるカット。ケースの厚みも薄く、王道の2針ドレス時計ですね。次にディテールを見ていきましょう。
上下と左右の幅が異なるデザイン。横が太く、縦が細いのでデザインが単調にならずシュッとして見えますよね。
ロレックスのロゴやレターも主張せず控えめ。このバランスが大切なんです。
チェリーニに使われるリューズはいくつか種類がありますが、こちらの一番高級感があるタイプ。このタイプは他にRef.4103や4112なんかに使われています。
リューズの山(ギザギザ)もすり減っておらずしっかりと山型が残っています。ミラー仕上げのケースなのでリューズが反射して映ってますね。
手巻きのムーブメントは毎日巻き上げを行う際にこのリューズを使うことになりますが、巻き上げ時にこのギザギザが良い感じに指に引っかかって回しやすいんです。
ヴィンテージ/アンティークのロレックス チェリーニはバリエーションが多くあり、カラーやケースデザインなどを考えると何を基準に決めたらよいか迷うかもしれません。
丸形(ラウンド)のケースはオーソドックスな基本となるデザインで、どんなシチュエーションでも使えるタイプ。丸形とは逆に硬い雰囲気のシチュエーションには合いませんが、少しカジュアルな場面でひと捻り効いたデザインといえばレクタングルなどになるのではないでしょうか?
目立つYGの時計はちょっと...という方にも着けやすいのが、こんな時計かもしれません。